肥満外来・ダイエット外来(マンジャロ3,750円/本)

当院の肥満外来・ダイエット外来では、保険の枠にとらわれない自費の肥満治療を行っております

マンジャロ2.5mg 15,000円 リベルサス3mg 10,000円

自費診療と保険診療の違い

自費による肥満治療 医療保険による肥満治療
肥満症、ダイエット目的の方 2型糖尿病の方

当院で取り扱う「マンジャロ」と「リベルサス」について

マンジャロ・リベルサスの処方について

マンジャロはBMI23未満、リベルサスはBMI18未満の方は処方できない場合があります。またその際には漢方などでダイエット効果が期待できる薬剤を処方することも可能ですので、診察時に医師とご相談下さい。

  • 出せない場合でも診察料(2,000~3,500円)が初回必要になります。
  • また必要な検査は別途費用がかかります。
  • 1本のみの処方はご相談ください。

マンジャロについて

マンジャロは、週1回の皮下注射(自己注射)によって投与する、GIP/GLP-1受容体作動薬です。GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用することで、強力な食欲抑制効果、減量効果が期待できます。

1本あたり

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
マンジャロ2.5mg 1本 3,750円

1ヶ月分(※診察代込み)

4本(1ヶ月分)ごとの処方になります。

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
マンジャロ2.5mg 15,000円
マンジャロ5mg 24,000円
マンジャロ7.5mg 32,000円
マンジャロ10mg 42,000円
マンジャロ12.5mg 50,000円
マンジャロ15mg 58,000円

リベルサスについて

リベルサスは、飲みやすい錠剤タイプのGLP-1受容体作動薬です。毎日、1日の最初の飲食の前に1錠を飲んでいただきます。食欲が抑制されることで、血糖値の上昇を抑えながら、減量効果が期待できます。

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
リベルサス3mg 10,000円
リベルサス7mg 18,000円
リベルサス14mg 23,000円

※リベルサス:30錠分

当院では、混合診療を行っておりません。ご了承ください。

当院の肥満外来・ダイエット外来について

当院の肥満外来について肥満は、2型糖尿病・脂質異常症・高血圧症などの生活習慣病、脳卒中・心筋梗塞、大腸がん・食道がん・肝臓がんなどさまざまな病気のリスク因子です。
太っているために運動療法がうまくいかない、運動するのが恥ずかしいという方も少なくありません。そういった方は、生活習慣病の治療の効果も数値として現れにくいため、治療そのものに対してヤル気を失ってしまうというケースも見られます。
このように、肥満をリスク因子とする病気になっている方、肥満であるために治療の効果が得られにくいという方にご検討いただきたいのが、肥満外来の受診です。
医学的根拠のある、安全性・確実性の高い肥満治療を提供して参りますので、安心してご相談ください。
当院の肥満外来・ダイエット外来では、食事療法・運動療法に加えて、GLP-1受容体作動薬(マンジャロ・リベルサス)、SGLT2阻害薬を用いた薬物療法にも対応しております。

GLP-1ダイエットとは

GLP-1ダイエットとはGLP-1ダイエットとは、体内で分泌される「GLP-1」というホルモンと似た働きを持つ「GLP-1受容体作動薬」を用いたダイエットのことを指します。
GLP-1およびGLP-1受容体作動薬には、血糖値の上昇や食欲を抑える働きがあります。当院では、週に1回の自己注射で投与する「マンジャロ」と、毎日1錠を内服する「リベルサス」という2種類のGLP-1受容体作動薬をご用意しております。
特にマンジャロは、GLP-1だけでなく、GIP(GLP-1と似た働きを持つ別のホルモン)受容体にも作用するため、より高い減量効果が期待できます。
患者さんのお身体の状態やライフスタイルに合わせて、適切な種類のお薬を提案させていただきます。

GLP-1受容体作動薬の働き

食欲を抑制する

食欲を抑制する脳の満腹中枢を刺激することで、食欲が抑えられます。食欲が自然に抑えられることで、空腹感・ストレスも感じにくくなります。

血糖値の上昇を抑制する

血糖値の上昇を抑制するGLP-1受容体作動薬には、小腸からのインスリンの分泌を促す作用があります。これにより、食後の血糖値の上昇が抑えられます。また、血糖値上昇に伴う疲労感・眠気の軽減も期待できます。

胃腸の蠕動運動を緩やかにする

胃腸の蠕動運動が緩やかになることから、満腹感が持続しやすくなります。また、腸からの栄養吸収も緩やかになり、食後血糖値の上昇、体脂肪の蓄積を抑えられます。

GLP-1ダイエットは、このような方におすすめ

GLP-1ダイエットは、このような方におすすめ
  • 食事の制限、運動をしているが、なかなか痩せられない
  • 食欲を抑えて無理なくダイエットをしたい
  • 運動が続かない、膝の痛みなどで運動ができない
  • 忙しくて運動をする時間がとれない
  • BMIが23以上
  • 医学的根拠のある、安全性の高いダイエットをしたい
  • 短期間でしっかりと効果を得たい
  • 血糖値が気になる、糖尿病予備軍と言われた
  • 肥満の解消とともに、生活習慣病の改善・予防にも取り組みたい

副作用・使用禁忌

副作用

比較的よくある副作用

治療開始後まもなくは、比較的以下のような副作用が起こりやすくなります。通常、治療を継続することで軽減していきます。

  • 吐き気
  • 便秘、下痢
  • 倦怠感
  • 頭痛
稀な副作用

稀な副作用としては、以下のようなものが挙げられます。異常を感じた時には、すぐに当院にご連絡ください。

  • 膵炎
  • 胆嚢疾患
  • 腎機能低下
  • 低血糖(糖尿病の方)

GLP-1ダイエットが受けられない方

以下のいずれかに該当する場合、GLP-1ダイエットを受けることができません。予めご了承ください。

  • 妊娠中の方、授乳中の方
  • GLP-1受容体作動薬、GIP/GLP-1受容体作動薬を原因とした重篤な副作用の経験がある方
  • 精神的要因(摂食障害・身体醜形障害など)による減量をご希望の方

肥満外来・ダイエット外来は何キロから?
受診をおすすめする方

肥満外来は何キロから?受診をおすすめする方

体重ではなくBMIやウエストが基準値を超えている方、食事・運動の方法が分からない方は、ぜひ当院の肥満元来の受診をご検討ください。

  • BMIが23以上あり、生活習慣病を改善したい方
  • 糖尿病や脂質異常症、脂質異常症の診断を受けた方
  • ウエストが85㎝以上ある男性
  • ウエストが90㎝以上ある女性
  • 健康診断で数値の異常を指摘された方
  • ポッコリお腹の方
  • 内臓脂肪が気になる方
  • 食事療法や運動療法の方法が分からない方
  • リバウンドを繰り返している方
  • 医師や栄養士のサポートを受けたい方

肥満の基準値

肥満は病気を引き起こす原因・リスク因子となります

医学的な肥満は、BMIが23以上ある状態を指します。肥満度が高くなるほど、生活習慣病をはじめとする病気のリスクが高くなります。
BMIは、【体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】という計算式で簡単に算出できます。
たとえば身長170cmで体重85kgの方の場合、計算式は【85÷1.7÷1.7】、BMIは「29.41…」となるため、肥満1度に分類されます。

BMI 判定
18.5未満 低体重
18.5以上
23未満
普通体重
23以上30未満 肥満1度
30以上35未満 肥満2度
35以上40未満 肥満3度
(高度肥満)
40以上 肥満4度
(高度肥満)

BMIが23以上の方は糖尿病・高血圧症・脂質異常症のうち1つ以上の診断を受けている場合に、BMI35以上(高度肥満)の方の場合は無条件で、保険診療として肥満治療が受けられます。

肥満が引き起こす病気

肥満は、以下のようなさまざまな病気を引き起こす原因・リスク因子となります。
心筋梗塞や脳卒中、がんといった命に関わる病気、変形性膝関節症や睡眠時無呼吸症候群などQOLを大きく低下させる病気を予防するため、悪化さないためには、肥満の改善・解消は重要な意味を持ちます。

  • 2型糖尿病
  • 脂質異常症
  • 高血圧症
  • 高尿酸血症、痛風
  • 狭心症、心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 大腸がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がん、乳がん
  • 脂肪肝
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 変形性膝関節症 など

当院の肥満外来・ダイエット外来で行う治療

現在の体重・目標体重、肥満の原因、疾患の有無や種類、ライフスタイルなどを考慮して、お一人おひとりに合った治療を行います。

食事療法

食事療法栄養バランスの良い、適切な量の食事を摂ります。毎日3食摂ること、できるだけ決まった時間帯に摂ることなども大切です。
高血圧症がある場合には塩分摂取量を、糖尿病がある場合には食事量を制限するなど、疾患の有無・種類に応じた食事療法を行います。

運動療法

運動療法年齢、現在の体重、筋肉量、運動経験などを考慮して、適切な運動プログラムを組みます。
減量という意味では有酸素運動が有効ですが、糖尿病の治療などでは筋力トレーニングと組み合わせるとなお有効です。
続けやすい・楽しい運動であることも大切ですので、運動の種類などについて、何かご希望があれば医師にお伝えください。

薬物療法

薬物療法糖尿病・脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症などがあり、食事療法・運動療法のみでは十分な効果が得られない場合には、各疾患に応じた薬物療法を導入します。
なお当院では、2型糖尿病の治療薬として使用される「GLP-1受容体作動薬」、「SGLT2阻害薬」による薬物療法にも対応しております。

GLP-1受容体作動薬

小腸から分泌され、血糖をコントロールする「GLP-1」というホルモンを、内服または注射で補うための薬です。胃から腸への内容物の排出を遅らせる作用、食欲を減退させる作用があるため、減量効果も期待できます。
内服薬の場合は1日1錠を飲み、注射の場合は1日1~2回または週に1回自己注射します。

詳しくはこちら

SGLT2阻害薬

ブドウ糖の再吸収させる役割を担う「SGLT2」の働きを抑制する薬です。
ブドウ糖が血液に戻りにくくなるため、尿としての排泄が促され、血糖コントロールと同時に減量効果が期待できます。

肥満外来の治療の流れ

1医師の診察

医師の診察症状、既往歴・家族歴、服用中の薬、肥満の改善・解消を目指すにあたって不安に感じていることなどをお伺いします。
健康診断の結果、お薬手帳をお持ちの方は、ご持参ください。

2検査

検査身長・体重測定、血液検査、尿検査、超音波検査など、治療方針を決定するにあたって必要な検査を行います。

3治療方針の決定・説明

治療方針の決定・説明治療方針が決定しましたら、その説明を行います。
ご不明の点がございましたら、遠慮なくお尋ねください。

4治療の開始

通常、まずは食事療法・運動療法を行います。必要に応じて、薬物療法を導入します。
もちろん、糖尿病・脂質異常症・高血圧症・高尿酸血症などがある場合には、その疾患に応じた治療もあわせて行いますので、ご安心ください。

費用について

マンジャロの費用

1本あたり

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
マンジャロ2.5mg 1本 3,750円

1ヶ月分(※診察代込み)

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
マンジャロ2.5mg 15,000円
マンジャロ5mg 24,000円
マンジャロ7.5mg 32,000円
マンジャロ10mg 42,000円
マンジャロ12.5mg 50,000円
マンジャロ15mg 58,000円

※マンジャロ:4キット

リベルサスの費用

注射薬 価格(診察費+薬剤費)
リベルサス3mg 10,000円
リベルサス7mg 18,000円
リベルサス14mg 23,000円

※リベルサス:30錠分

肥満外来・ダイエット外来でよくある質問

どのくらいで効果が期待できますか?

個人差はありますが、早い方で2週間くらいで、ほとんどの方が1~3ヶ月くらいで効果を実感されています。途中、自己判断で使用を中断してしまうと、リバウンドのリスクが高くなります。お薬の使用中止をご希望される場合には、必ず事前にご相談ください。

マンジャロ・リベルサスは、肥満治療としての保険適用はされないのでしょうか。

2型糖尿病の治療薬として使用する場合には、保険が適用されます。

マンジャロ・リベルサスを処方してもらう条件は?

自費診療としての処方をご希望される場合、基本的に条件というものはございません。ただし、妊娠中・授乳中の方、GLP-1受容体作動薬・GIP/GLP-1受容体作動薬を原因とした重篤な副作用のご経験がある方、精神的要因(摂食障害・身体醜形障害など)による減量をご希望の方、あるいはすでに痩せていらっしゃる方など、マンジャロ・リベルサスの使用により健康を害する可能性がある場合には、処方することができません。

マンジャロやリベルサスで何キロくらい痩せますか?

あくまで研究上のデータではありますが、マンジャロ であれば5.0mgで約7kg、7.5mgで約7.8kg、10mgで約9.5kgの減量効果が、またリベルサスであれば7mgで約2kg、14mgで 約4kgの減量効果が示されています。